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サローネではなく、最強マシンを探しにドイツへ。 これが世界の建設機械だ! bauma2016
プロジェクトデザインマネージャーの端迫です。
幅広いジャンルのプロダクトをデザインしているエンビジョンは、定期的に様々な展示会に赴き、リサーチを行っています。今回は地上最強のマシンを探しに、世界三大建機展で最も規模の大きい、bauma2016(ドイツ・ミュンヘン)に行ってきました。
建設機械は面白いです。これほどワクワクするプロダクトも他にありません。日常のスケールを超えた存在感と大地を相手にする力強さは、人の本能に訴えかける魅力であふれています。
マーケットリサーチやデザイン分析といった客観的なお仕事モードも大事ですが、クリエーションの原点は、子どものような好奇心とダイレクトな感動ですので、「どれが一番大きいんだ?」「一番強い(?)のは?」的な小学生レベルの視点で振り返ってみます。
◎とにかく大きかった
ドイツメーカーの威信を掛けた世界最大のダンプ…でかい LIEBHERR T264
LIEBHERR はリープヘルと読みます。リープヘルさんが創業者です。
車両重量200t 今回がワールドプレミア LIEBHERR R9200
154mの高さまで持ち上げ可。タイヤ沢山。LIEBHERR LTM 1750-9.1
青空に映えるクレーン3連発。てっぺんがフラットな LIEBHERR EC-B series
誰も逃れられない。。。イタリアの巨大な鉄のツメ
NEGRINI Hydraulic orange-peel grabs
日本だって負けていませんw KOMATSU PC7000
ほぼ怪獣クラス。大人気です。
このヤレ具合がたまりません
備品のショベルと固定方法が良い雰囲気。
コレが一番強そうだった LIEBHERR 776 大胆で緻密な造形。まさにケーニッヒ(王様)
◎いい感じのメーカー
働く男のためのカッコイイ建機的なノリのJCB
最近までウチのハリー社長の友人がデザインディレクターでした。
ごついペダル。メタルな雰囲気にしびれますが、暗くても目立つという利点もあります。
目立つ情熱的な色、タキシイエロー。塗装がすごくきれい。製品の高品質さがでています。
往年の名車、アルファロメオのモントリオールを思い出すな~。
◎一押し最強マシン
強そうな感じはありません。むしろユーモラスなたたずまいです。
でも、期待通りに二足歩行してくれそうな、暴れだしたら手が付けられないだろうなという妄想が止まりません。
SENNEBOGEN 870 地元ミュンヘンのメーカーです。
高低差のある現場とか主に港湾であったりとか、特別な仕様のマシンですが
イカツイマシンがあふれる中、存在感抜群です。
ほんの一部ですが世界最大の建設機械展、BAUMA2016の雰囲気は伝わりましたでしょうか。次は3年後です。
http://www.bauma.de/index-2.html
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